フィールドサインとは?
フィールドサインとは、 たとえば足跡や巣、フン、食べ残しなどのような野生の動物が残した痕跡(こんせき)のことをいいます。
トヨタの森では散策していて野生の哺乳類に出会うことはほとんどありませんが、フィールドサインを見つけることで様々な動物が森の中で暮らしていることが分かります。
(リスが食べ残した松ぼっくり)
(キツネの巣穴)
(イノシシが掘り返した痕)
ムササビの場合は、食べたあとに落とした葉っぱや木の実、フン、巣穴の入り口をかじった痕などから、姿が見えなくてもその場所にいたかもしれないと想像することができます。
(食べ散らかしたスギの実)
(アベマキの花だけを食べた枝)
(フン)
▼おわりに
トヨタの森のような市街地に近い里山環境でも、フィールドサインを見つけることで野生動物が身近にいることに驚かれる方も少なくありません。ぜひ、いろんな生き物の気配を感じに森を訪れて頂ければと思っています。
なお、森を歩くときは天候や季節を問わず『長そで・長ズボン・帽子・歩きやすい靴』でお越しください。飲み物もお忘れなく。
また、トヨタの森では巣箱にカメラを設置して、館内のモニターでリアルタイム映像を見ることができたり、毎年11月下旬〜12月上旬ごろにはムササビの出巣や滑空を観察するイベントも開催しています。
「動画だけじゃなく実際に見てみたい!」
「ムササビが暮らす森ってどんな場所?」
など気になった方は、ぜひトヨタの森に遊びにきてくださいねー!
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