【生き物解説】カマキリの眼に大注目「夜はサングラス?」

12月に入っても日中はまだまだ暖かく感じる日が多いですが、トヨタの森では11月の下旬ごろからカマキリの姿がめっきり見られなくなりました。


ほとんどのカマキリは卵で冬越しをするので、次の春にまた会えるのを楽しみにしていたいと思います。


さて、今回の動画ではカマキリの眼やカマといった体の特徴について、トヨタの森で出会ったカマキリたちに出演してもらいながら解説していますので、ぜひご覧いただければと思います!

ムササビ解説編はこちら

カマキリ編の前回の動画はこちら

カマキリの眼

カマキリの眼をいろんな角度から見ていると、黒い点がこちらを追いかけてきて常に目が合っているように見えますよね。


でも、実はこの黒い点は「偽瞳孔(ぎどうこう)」と呼ばれるもので、人間の黒目(瞳孔)と違い、黒い点の方向を見ているわけではありません。


カマキリの眼は、小さな眼がドーム状に集まってできている「複眼」で、その複眼の奥の部分が角度によって黒い点となって見えます。つまり、カマキリが見ている方向が黒いのではなく、私たちがカマキリを見ている方向から奥が見える部分だけが黒くなる、というわけです。


また、動画でもご紹介したようにカマキリの眼は夜になると色が変わって、まるでサングラスをかけているようになりますが、これは暗いところでもよく見えるようにするためだと考えられています。


獲物を見つけたり捕まえたりできるように、カマキリの眼はいろんな特徴を持っているんですね!


カマキリのカマ

カマキリの代名詞ともいえるカマ(鎌)のような形をした前足!

この前足をじっくり見たことはありますか?


カマの内側は写真のように2列にギザギザが並んでいて、きれいに折りたためるようになっています。こんなギザギザに挟まれてしまったら、逃げるのはなかなか難しそうですよね。


また、カマキリは獲物を食べ終わったあとに、カマのお手入れをしていることがよくあります。

獲物を捕まえるための大事な道具はしっかりキレイにしておくんですね。


今回の動画では、カマキリのからだの特徴をいくつかご紹介しましたが、カマキリに限らず生き物の体には様々な特徴があるので、もし何か生き物と出会ったときには、じっくりと観察してみるのも面白いですよ!

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