イベント報告:ハッチョウトンボの国勢調査

6月5日に実施した「ハッチョウトンボの国勢調査」にはトンボ好きの親子が集まって

トンボにどっぷりの1日を過ごしました。

例年より早い梅雨入りでしたがこの日は良い天気!

絶好のトンボ日和の中、たくさんのハッチョウトンボたちが出迎えてくれました。

ハッチョウトンボは日本で一番小さいトンボの1つで、1円玉ほどの大きさしかありません。

あまりの小ささに始めは「え?どこ?」と探していた方たちも、

一度見つけると「あ、あそこにいるよ」と次々と発見。

「トンボを見つける目」ができたところで、何匹いるか調査開始!

家族で協力して数えてもらった結果、

オス79匹、メス72匹の合計151匹いることがわかりました。

オスが多いところもあればメスが多いところもありました。

同じ湿地の中でも性別によって好きな場所が違うんですね。

じっくり観察するためにスケッチをしてもらいました。

顔を正面からよく見てみると「かわいい」という声が!

「こんなじっくり見たことない」と興味津々で観察する姿が印象的でした。

 

午後はトヨタ白川郷自然学校のヤンマーさん(石原さん)から

オンラインでトンボを紹介していただきました。

トヨタ白川郷自然学校は標高が高いため、

トヨタの森とは違ったトンボがいろいろ見られるとのこと。

きれいなトンボが映るたびに歓声が上がっていました。

 

続いてトヨタ自動車のボランティアさんによるものづくり教室開催!

生き物のすごい能力を人がまねて生活に活かすことを「バイオミミクリー」と呼びますが、

今回はそのトンボ版を体験することで

生き物のすごさを感じてもらうことがねらいです。


トンボの翅は表面がガタガタしていることで

弱い風でも上手に飛べるという特徴があります。

本物のトンボの翅から型を取って作ったプロペラでミニ発電機を作ると

普通のプロペラより発電効率が良いことが実験からわかりました。

そんなオリジナルの発電機が風を受けてプロペラが回り電気がつくと…「やったー!」

ハッチョウトンボを観察してこんな感想をいただきました。

「こんなに小さくてもトンボなんだ!」

「ハッチョウトンボが生きるために色々な工夫をしているのがわかった」


また、ものづくり教室では

「トンボは空気をあやつることがわかった」

と、トンボの体の仕組みを体感してもらえたようです。


ハッチョウトンボをはじめ、いろいろなトンボが全国で減ってきています。

その原因の多くが開発など人間の手によるもの。

キラキラしたトンボとそれを見るキラキラした子どもたちの目を残していきたいものです。


文 がっちゃん

写真 トヨタの森スタッフ、トヨタ自動車(株)社会貢献推進部

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