午前中降っていた雨は上がり、青空が出てきた12月13日に
「森あるきで二十四節気を楽しもう」を開催しました。
今回はトヨタの森に棲む動物の痕跡を探しに森に入って行きました。
まずは、コウモリがねぐらとして使うバットハウスや
動物たちもやって来る水場を見てもらいました。
森に入って動物がどんなところを通っているか、
どのようなところを頻繁に歩くのかを
実際のけもの道を見て感じてもらいました。
他にも木の根元にあるイノシシが擦った痕など見たりしました。
下から斜面を見上げると動物が歩いた道が見えてきます。
その細い道を動物の気持ちになって歩き、
キツネの巣穴までようやくたどり着きました。
どうしてこんな急斜面にキツネは穴を掘ったのかな?
そんなことを考えながら斜面を登りきると、高速道路や市街地が目に入ってきました。
そんな景色を見て、「町の近くにキツネが棲んでいること」
「こんな景色を見てキツネは暮らしていること」を
改めて知ってもらえたイベントとなりました。
「キツネの穴があんなに綺麗に見られるとは思わなかった」
「生き物の生活が垣間見られるイベントで楽しかった」
「けもの道については知っていたが、初めてけもの道を歩いてみて楽しかった」
といった声をいただきました。
動物の視点で森を歩くと、
今まで気づかなかったものが見えてくるかもしれませんよ。
(文、ひげ3 写真、つづぽん)
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