12月26日(月)、1月9日(月・祝)に「焚き火の会」を開催しました。
焚き火を通して火の暖かさ、火の大切さ、火の危なさを体験するイベントです。
両日ともに天気にも恵まれ、風もなく快晴でした。
朝の冷たさを感じる中で行われました。
まずは、焚き火をするときの心構え
1,地面が平らで広い場所
2,周りに燃える物のチェック
3,風が強い日はダメ
4,消火用の水を用意
の「焚き火4か条」について学びました。
次は薪の火、熾火(おきび)、石窯の3種類のどの火で調理するのが適しているのかを、それぞれ皆さんが持ってきた食材を紹介しあいながら相談して決めました。
ではさっそく、外に出て火をつけてみよう!
石炉の周りに集まって、どのような順序で火をつけたら良いかを考えてもらい、
実際に火がつくかをやってもらいました。
マッチを使ったことのない子供たちも、まずは実践です。
1本また1本とマッチ棒に火はつくのですが、
ついたらすぐに手を離すので消えてしまいます。
松葉に火がついても、火吹き竹で強く吹いたら煙だけがモクモク・・・。
苦労してやっと火種を大きくして薪が燃えてきました。
火が大きくなり、熾火もできてきたらやっと食事の準備です。
ウインナー、お肉、焼きおにぎりは熾火になった上に網を置き、焼き始めました。
ピザはさっそく石窯の中へ。
リンゴやサツマイモはピザが焼きあがってから石窯の中に・・・。
家族で焚き火を囲んで、自分たちでつけた火で調理し、
焼きあがった順にお口の中に入って行きました。
お腹が満たされた子供たちは、身体を動かしに森の中へ!
落ち葉遊びをしたり、凍った池で氷遊びをしたりしました。
思いっきり遊んだ後は冷たくなった手を焚き火で暖めました。
暖まったら、最後に全員で火の消し方について学びました。
火はつけたら、「必ず消す」ということを絶対に忘れてはいけません。
最近の家庭ではIHが増え、「火」を体感することも減ってきています。
ガスコンロの場合もそうですが、少しの動作でつけたり、
消したりすることができます。
焚き火はそういう訳にはいきません。
火をつけても、燃えだしても目は離せません。
火を消すまで面倒を見なければなりません。それを楽しむ時間が必要です。
その手間を体験したことのある人にしかわからない、
喜びや感動が「焚き火」にはあるのです。
ぜひ皆さんも安全やマナーを守りながら、
焚き火を楽しんでみてはいかかでしょうか!
(文 ひげ3・写真 つづぽん)
0コメント