トヨタの森では、毎年夏休みに親子対象のイベント、「トヨタの森の学校」を開催しています
今年の5回シリーズの第1回目は、7月23日の 「夏の虫たちの虫図鑑づくり」 でスタート
虫をじっくり観察して、
”自分だけの虫図鑑” をつくろうという内容ですが、
さて、今年はどんな虫に出会い、どんな図鑑が出来上がるかな・・・?
まずは観察するための虫を捕まえに森へGO
虫の大好物である樹液の出る木を手がかりに、虫探し。
樹液を見つけるひけつは ”ニオイ”。
樹液のニオイをかぐと、「なんだかウンチくさい」 「こっちはちょっと酸っぱい」 と、
樹液の新しさ古さによってニオイの違いがあることに気づきました
すると、酸っぱいニオイの新しい樹液が出ている木でコクワガタとカナブンを発見
虫の気持ちがちょっとわかったかな
池に行くと、赤や青や黄色のトンボでにぎわっています
トンボの飛ぶスピードが速い、速い
見失わないようにトンボを目で追いかけて、子どももお母さんも真剣なまなざしです
網でつかまえて、傷つけないように上手に手で持つこともできました
草原ではバッタやカマキリ、カナヘビ、カエルまで、
虫だけではなく、森のいろいろな生きものを捕まえることができました
そして、さっそく図鑑づくりです
まずは生きものを見ないで、捕まえた虫を思い出しながら絵を描いてもらいます。
その後、口や脚、触覚など細部をじ~っくり観察しながら描いていくと・・・
あらら? 見ないで描いたものと全然違う~
虫の体って、実はこうなってたんだ と驚きの連続。
捕まえたコクワガタを観察した男の子が、
「脚が8本だと思っていたけど、本物見たら6本でトゲトゲだったよ」
と教えてくれました。
簡易顕微鏡でトンボを見た女の子は、
「体や脚に毛がはえてた」 とビックリ発見
大人の方からも 「チョウトンボの羽の色が黒 だけでなく、緑 、紫 、透明 な部分もあって、
とてもキレイなことがわかった」
「カナヘビにうろこがあって、さわる向きによって感触が違った」
「細かいところまで観察しようとする気持ちは、大切なんだと改めて感じたよ」
と言う声を聞き、みんなで楽しみながら図鑑づくりができました
初めは虫が怖くて触れなかった子も、図鑑づくりをしているうちに、
興味津々で虫を観察していて、わが子の成長にお母さんも驚いていました
ただの図鑑づくりでも、子どもの成長の場へと変化します。
見て、ふれて、知っていくことで、怖い気持ち薄れていくのではないでしょうか
だんだん生きものもかわいく思えたりして
最後は、協力してくれた虫や生きものたちにありがとうと言って、
森に返しました。
森の生きものたち、暑い夏も元気でね~ バイバーイ
(文・写真 ちーちゃん)
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