【生きもの解説】 「食べられるっ!!」ヘビに襲われた子ムササビがとった驚きの行動とは!?

前回の動画「恋の季節は鳴き声が違う!?お母さんムササビ奮闘記」はいかがでしたか?


ムササビ解説動画5本目となる今回は、恋の季節を経て生まれてきた子ムササビが眠る巣箱に、ヘビが侵入してくるシーンを取り上げています。

子ムササビの成長過程での出来事、ぜひご視聴ください!(チャンネル登録もよろしくお願いします!)


▼巣の中でも天敵に襲われることがある

トヨタの森にかけているムササビの巣箱の穴は、直径約6センチで作っています。

ムササビは穴の周りを歯でかじって自分が入れるサイズに広げていくため、私たちはその「かじり跡」を見て、ムササビがこの巣箱を使いだしていることがわかります。


こうしてできた巣箱の穴の大きさを測ると、直径は約8センチくらいが多いようです。ムササビは、自分が入ることができるギリギリの穴のサイズにしておくことで、天敵から見つかりにくく、雨なども吹き込みにくい快適な巣穴を作っているのかもしれません。


しかし、このような小さな穴でも天敵に狙われることがあります。

トヨタの森では、子ムササビをヘビの仲間であるアオダイショウが捕食するシーンが、巣箱に設置してある定点カメラの映像に記録されたことがありました。

(アオダイショウ)


反対に、2頭の兄弟ムササビが、巣箱に入ってきたアオダイショウを撃退する場面が記録されたこともあります。今回の動画では、そのシーンを一部抜粋してご紹介しています。


(もしフルバージョンやヘビを撃退した後の子ムササビの様子などをご覧になりたい方は、トヨタの森にいるスタッフにお声かけください!)


▼ムササビの天敵

ムササビの天敵についてはまだ明らかになっていないことも多いようですが、ヘビの他にも、テンやフクロウ、ハクビシンなどが記録として残っているそうです。

 (テン)

(フクロウ)

(ハクビシン)

▼襲われたあとの子ムササビ

子ムササビたちはヘビを撃退した後も落ち着きがなく興奮している様子で、勝手に巣箱から出て行ってしまいました。お母さんムササビが巣に帰ってきたのは、巣箱の中に誰もいなくなってからでした。


お母さんムササビは子ムササビがいないためか、巣箱に敷いてある巣材を掘り起こして、我が子を探しているような行動をしていましたが、しばらくすると諦めたのかそのまま寝てしましました。


定点カメラの映像はここで終了しましたが、翌朝、トヨタの森のスタッフが出勤して森の見回りをしたところ、巣箱が掛けてある木の根元にうずくまっている子ムササビを発見!

(うずくまっている子2頭の子ムササビ)


スタッフが子ムササビに手を添えたところ木には登りだしましたが、巣箱には入らず、さらに木の高いところまで登りじっとしていました。

(巣箱に入らず木でじっとしている子ムササビ)


子ムササビたちはこのまま木の上で過ごしていましたが、夜になって巣箱から出てきたお母さんムササビが木を登っていき、ムササビ親子は無事、再会することができました。


再会後はしばらくの間、親子はその場所から移動せずに授乳タイムを過ごしていました。

(再会したムササビの親子)

▼巣立ち

子ムササビは順調に育てば、生まれてからおよそ2か月ほどで外に出始めます。

この頃になると外の世界に興味津々の様子で、巣穴から外を覗いてみたり、お母さんムササビのあとについて飛ぶ練習をしたりします。

(巣箱から一緒に顔を出す親子)

(外で寄り添うムササビの親子)

▼おわりに

それぞれの生きものが必死に生きているなかで、その成長過程にあったいろいろな出来事に出会えることは、たとえ映像であっても感動を覚えます。


トヨタの森では巣箱にカメラを設置して、館内のモニターでリアルタイム映像を見ることができたり、毎年11月下旬〜12月上旬ごろにはムササビの出巣や滑空を観察するイベントも開催しています。   

「動画だけじゃなく実際に見てみたい!」 

 「ムササビが暮らす森ってどんな場所?」


 など気になった方は、ぜひトヨタの森に遊びにきてくださいねー!

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