1月26日、トヨタの森で採れた、二ホンミツバチの巣から精製した蝋「蜜蝋(みつろう)」を使って、キャンドルづくりのイベントを開催しました。
蜜蝋やミツバチ、蜜蝋キャンドルの作り方などを説明したら、さっそく制作開始!
まずは、蜜蝋を小さく切り分けてビンに入れ、湯煎で溶かしていきます。
次に、溶けた蜜蝋に浸してコーティングした芯材用のタコ糸を、割りばしでキャンドル容器に固定し、残りの蜜蝋を注ぎ込みます。
このときにエッセンシャルオイルで香りづけされている方もいて、部屋中が蜜蝋やオイルの良い香りに。
さぁ、あとは蜜蝋が冷めて固まるのを待つのみ!
この間に、巣から蜜蝋を精製する様子を見て頂いたり、外に置いてある実際の巣箱を観察しに行ったりしました。
ちょうどこの日は、3月並みに暖かかったこともあって、巣から出ていくミツバチたちの様子を見ることができたり、森の方からはヤマガラのさえずりが聞こえてきたりして、春の気配を感じる時間にもなりました。
その後、部屋に戻って蜜蝋キャンドルが固まっていることを確認したら、トヨタの森で出た廃材を加工して作ったカバーに入れて完成!
参加された方からは、
「普段は精製された蜜蝋を使ってクリームを作っているけど、今日は精製から見ることが出来て良かった」
「ミツバチは小さい体で一生懸命働いてるんだなぁとしみじみ感じた。大切に使いたい」
「昨年自宅のミツバチの巣が全滅して、蜜はいただいて巣は保存してあるけど、その使い道を知りたくて参加した。使い方がわかってよかった」
「蜜蝋のことを全然知らなくて、今日は全てが初めてでびっくりでした」
などの感想がありました。
お家でできる楽しみの1つとして、自然との繋がりを感じることができる身近な道具を手作してみてはいかがでしょうか。
(文・写真 ざっきー)
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