雪が降りまだまだ寒い2月23日、「冬の森探検と火おこしチャレンジ」を開催しました。
マッチやライターではなく、
舞ぎり式や錐もみ式、火打石などの火おこし道具を使ってチャレンジ!
果たして火は無事についたでしょうか?!
まずは、森を探検しながら、焚き木拾い。
どんな枝木が燃えやすく、どんな場所にあるのか、考えながら拾いました。
集めた焚き木を組み、いよいよ火おこし。
初めて使う火おこし道具に苦戦する家族も。
子どもも大人も熱が入ります。気温が低い日でしたが、熱くなり上着を脱ぐ方たちも!
失敗しながら使い方のコツをつかんでいき、火種を麻に包み、回して空気を送ると…
「火が付いた!!」
その火を、落ち着いて組んでおいた焚き木の下に入れます。
火吹き竹を吹き、無事に焚き火ができるほどの火に育ちました。
おこした焚き火でビワ茶を沸かし、炎の揺らめきを見ながらみんなでホッと一息。
その他、森の探検では、氷が張った池の中にはたくさんのアカガエルの卵を見つけました。
優しく触って、春に向けて命がつながっていくことを実感することもできました。
参加者の方からは、
「最初は二人でやる紐ぎり式に挑戦したけどリズムが合わないと難しかった。」
「錐もみは特に大変で、紐ぎり式は思っていたよりも早くできた。火をつける道具も、進化する前のものはすごいなあと思った」
「山に登っていっぱい枝を拾ったり、池の氷で遊んで楽しかった。」
と、体で実感したことが伺える感想がありました。
現代の生活では、照明も調理もお風呂も手間はスイッチ一つでまかなわれます。
そのスイッチが使えなくなったらあなたはどうする・・・?
普段の生活を家族で振り返る日になったことを願います。
(文 ちーちゃん 写真 ひげ3)
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