7月12日に実施した「森歩きで二十四節気を楽しもう」のテーマはキノコ。
昨年に引き続き、豊田のキノコ博士・木村修司さんを講師にお迎えしました。
今回の暦である小暑は、梅雨が終わり、暑さが本格的になってくるころ。
湿度と気温が上がって絶好のキノコ観察シーズン!
早速見つけたのは、ニクウチワタケ。
木村さんお手製のキノコの名札には
「裏が迷路状」と解説が書いてありますが、どれどれ?
なるほど~!
キノコを見分けるポイントとして、傘の裏の状態があります。
例えばコウジタケの裏は穴だらけ。
見るだけでなく、触ったりにおいをかいだり、
いろんな感覚を使ってキノコ観察を楽しみました。
ニオイコベニタケはカブトムシのにおいがするんですよ!
他にもいろんなキノコがありました。
これぞキノコ!みたいなテングツルタケ。
真っ白で儚い姿が印象的なアシグロホウライタケ。
足黒・・・?あ、たしかに柄が黒い。
なんとキノコに生えるキノコもあります!
古くなって黒くなったキノコの上に生えている白いキノコがヤグラタケです。
この赤いものもキノコ!
冬虫夏草の1種で、カメムシから生えるカメムシタケです。
下を掘ってみると、寄生されたカメムシが出てきてみんな感動!
狭い範囲でしたが30種ほど見つかって
「自分だけでは見つけられないキノコも見られてうれしい!」と参加者も大喜び。
「枯れ木に付いているキノコもたくさんあって、森の掃除屋さんということを実感」
という参加者のお言葉の通り、キノコは生態系の大切な役割を担ってくれています。
私たちにはない能力を持ったキノコに畏敬の念を払わずにはいられません。
キノコ すごいぜ~!
(文・写真 がっちゃん)
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