4月9日(火)に「春の鳥と花を探しに森に行こう」を開催しました。
春に見られる鳥は、一年中見られる鳥と旅鳥、それにちょっと早い夏鳥などです。
この時期には、旅鳥と夏鳥の思いがけない野鳥に出会う可能性は大いにあります。
そんな鳥を期待して、新緑が美しい森の中に入って行きました。
シジュウカラやコゲラの声が時々するだけで静かな森でした。
生態園では、シュレーゲルアオガエルやオタマジャクシを見つけました。
フクロウの谷まで歩いて行ったら、夏鳥のセンダイムシクイの声が聞かれ、
声を頼りに探してみるとその姿を見つけることができました。
帰りには、ムササビのお母さんが巣箱から顔を出してくれ、皆さん大喜びでした。
春の花であるシュンラン(春蘭)や
ショウジョウバカマなどの花も見ることができました。
参加者の皆さんからは、
「ムササビを初めて見ました」「可愛かった~」
「春の花のシュンランとホトケノザ見られて良かった」
「シュレーゲルアオガエルはもっと緑色だと思ったが、こんな黒い個体もいるのだなと思った」などのご感想を頂きました。
今回、鳥はあまり見られませんでしたが、もう夏鳥が南から到着してきて賑やかになっています。森の中に入って耳を澄ませば夏鳥の声が聞こえてくるでしょう。
(文 ひげ3 写真 つづぽん)
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