7月26日に「夜の森の探検隊」を実施しました。毎年恒例となっている、昼間とは違う夜の森を味わうイベントです。
さあ、今年はどんな生き物に出会えるでしょうか。
木の上や池の中も懐中電灯で照らして、生き物を探していきます。
夏の森の定番、クワガタやカブトムシたちが見つかりました。大興奮で捕まえる子も、怖々と手を伸ばす子も。
今年の一番人気は、アブラゼミの羽化。とても見やすいところで2匹が羽化してくれていて、みなさんスマホを取り出して撮影会になりました。
「セミの羽は最初から茶色じゃないんだ」「羽が伸びるまでこんなに時間がかかるんだ」と驚く声もあがりました。
森の中を歩いているときに「意外に空が明るい」という声がありました。「じゃあ、明かりを消してみよう」ということで、日の暮れた森を、静かにゆっくりと歩いてみました。「このくらいなら歩ける」「怖いから明かり付けていい?」
トヨタの森は市街地や高速道路に近く、その明かりで空がうっすらと明るく見えます。人にとっては便利な明かりですが、夜の生き物たちへの影響があることは忘れないようにしたいものです。
参加された方からは
「セミの羽化する前、羽化の途中が見られて、とてもよかった」
「セミの羽の色がすごく綺麗だった」
「暗い中、明かりを消して歩く機会はなかなかないので、できてよかった」
といった感想をいただきました。
夜の森には楽しいことがたくさんあります。けれど危ないこともたくさんあります。
まずはよく知っている場所で、昼間の下見をしてから、夜の森に出かけてみてください。
(文 コイさん・写真 ガタさん、まっつん)
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