イベント報告:キノコの季節の森歩き
9月10日にイベント「キノコの季節の森歩き」を実施しました。
今年は夏の異常な暑さと雨の少なさのせいか、9月になるまでキノコがほとんど出ない状態でしたが、イベント当日には色々なキノコがたくさん生えてきてくれました。
中でも多かったのが、カサの裏がスポンジのように見えるイグチの仲間です。キクバナイグチの仲間がたくさん出ていました。
鮮やかな紅色のベニイグチは、写真撮影でも人気です。
毒キノコが多くて有名なテングタケの仲間もたくさん出ています。
道の真ん中に巨大なキノコを毎年生やす、ハマクサギタマゴタケと思しきタマゴも出てきていました。
みなさんがスマホで写真を撮っているハツタケ類の裏側には、立派なナメクジが隠れていました。キノコは森の生き物たちの食べものでもあるんですね。
参加された方からは
「目を移せば必ずそこにはキノコがあって、いろんな色の、いろんな形のキノコを見られて感動」
「これまで眺めているだけだったキノコが、あんなにきれいで名前があることを初めて知った。これから覚えたい」
といった感想をいただきました。
ようやく気温も下がってきて、キノコ観察には良い季節になります。森に来て、巨大キノコや小さなキノコ、色鮮やかなキノコなどなど、探してみてはいかがでしょうか。
(文・コイさん 写真・ガタさん、コイさん)
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