3回連続講座「ホッとな火暮らし講座」の第2回目~火と付き合う~が1月19日に開催されました。
今回のテーマは「薪と炭」。
それらを使うことで魅力や大変さを体験したり、現在の生活で使用するエネルギーとの違いを考えていただきました
昼食用にかまどでごはんを炊き、囲炉裏の炭火で魚を焼き、
レンガを組み立てたロケットストーブでイノシシ鍋を作りました。
全て火をおこすところからだったので、火がなかなかつかなかったり、火力が弱かったりなど大変
でも、出来上がりは最高囲炉裏を囲んで美味しくいただきました
薪・炭作りも体験。
薪割りでは腰を落とすコツをつかんだ参加者は気持ちの良い音を立てて割っていました。
飾り炭作りでは森で拾った松ぼっくりや葉っぱを缶につめて蒸し焼きにしました。
完成した綺麗な漆黒の作品を見て、「炭の作り方が初めて分かった!自分で作れて感動!」との声がありました
現在では、多くの方が電気・石油・ガスなどのエネルギーで生活しています。
昔の生活のエネルギー源であった薪・炭を今回使ってみることで、参加者からは、
「かまどの火加減が難しくずっと世話をしなくてはならなくて、昔のお母さんの大変さを身をもって知りました」
「日頃の暮らし、自然の事、地球の事、色々と考える機会になった。」
「薪割りなど1日ならいいけど毎日だったら大変だと感じた。」
という感想があり、現在の暮らし方を見つめなおすきっかけにもつながったようでした
便利さゆえに何事においても使いすぎ、詰め込みすぎの毎日になりがち。
たまにはゆらめく炎で心を落ち着かす、なんて日もあると良いですね
第3回目はいよいよラスト。暮らしと自然を火でつないでいきますお楽しみに!
(文 ちーちゃん、写真 森スタッフ)
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