今年3年目となるホッとな火暮らし講座もいよいよ最終回~
2月9日の今回は日本の里山について学び、実際に木を切り倒す体験をしました。
ノコギリを使って切り倒すのは予想以上に大変
「毎日切っていた昔の人たちの苦労はすごいですね~」「でも体験は爽快!」と皆さん楽しんでいただけたようです。
木を切り倒すことで森には光が差し込み、明るくなった地面には草が生えて、草を食べるウサギがやってくる。するとウサギを食べるキツネもやってきていろんな生き物が暮らせる森になっていくわけですね。
作業の後はお待ちかね石窯ピザ♪
みんなで火を囲んでお腹も心も満たされます。
最後は講座3回を総括して「これからの暮らしに大切なことは何か?」を発表してもらいました。
みなさんの真剣なまなざしが印象的でした。
参加者の方からいただいたキーワードをご紹介します。
「命のリレー」 :今回の講座を通して、私は命のリレーのランナーなんだと気づいた。自分のことだけを考えていると後ろにたすきをつなげない。後ろには、自分の子どもだけでなく、他の生き物やその子孫も含まれている。これからは生き物のことを考えて暮らしていきたい。
「両立」 :家を新築したら薪ストーブを入れたいと思って参加したが、そのプラス面もそうでない面も講座を通してよくわかった。不便を許容して薪・炭エネルギー、電気・ガス・石油エネルギーの良いところを取り入れながら暮らしていきたい。
「自然との共生」 :自然との連鎖が大切。自然エネルギーをうまく使って生きていきたい。自分にできることは何か?と考え、太陽光パネルを設置した。これがいいことかどうかわからないが、自分にできることからすすめていきたい。
深~いお言葉。じ~んと私の心に響きました。
これからの暮らしに、本当に大切なことは何でしょうか?
常に考え続け、行動に移していくことが大切ですね。
参加者のみなさんの言葉を聞いて、ぐっと身の引き締まる思いがしました。
参加されたみなさま、ありがとうございました!
(文・いぶ 写真・トヨタの森)
0コメント