夏を締めくくるイベントとして、8月22日に「竹を使って水あそび」を実施しました。
今回はトヨタの森の竹を使い、お家でも楽しめる竹水笛と竹水太鼓を作りました。
今回は太い種類(モウソウチク)と細い種類(メダケ)の竹を使いました。
写真は、太い種類の竹「モウソウチク」です。
▼竹水笛をつくろう
竹水笛は、写真のように笛になる竹と水を入れた竹を組み合わせて作ります。
まず、必要な長さの竹を切り出します。
のこぎりや小刀を使って、竹を加工します。
吹き口は細い竹で作り、笛になる竹と組み合わせて音を出してみます。これがなかなか難しい!
自分の好きな音がでるように吹き口を削り直し、それぞれが納得できる笛に仕上げていきます。
音が出るようになったら、水を入れた竹と組み合わせて完成です。
水の中から笛の竹を出し入れすると、音が自由に変えられるようになります。
完成した竹水笛の音の面白さに、みんな笑いあっていました。
▼竹水太鼓をつくろう
続いて、太い竹で竹水太鼓を作ります。
のこぎりで好きな長さに切りだします。
間にある節を鉄の棒で落とし、水を入れます。
水を入れることで、音の高さを変えることができます。
ビーチサンダルで叩くと、『ボンッ!』という勢いのある柔らかい音が出るようになりました!
▼演奏会
完成した竹水太鼓を一つずつ調律し、ドレミファソラシドの順に並んで演奏会のスタートです。
今回は「かえるの合唱」や「きらきら星」などをみんなで演奏しました。
初めてとは思えないほど、上手にメロディーを奏でることができました!
(動画はきらきら星の演奏です。)
参加者からは、
「笛の音が出てうれしかった。みんなで演奏できて楽しかった。」
「竹に穴開けて、水を入れてビーチサンダルでたたくと音が出て楽しかった。」
「竹のいろいろな使い方、竹の使い道を見直した。」
などの感想がありました。
まだまだ暑い残暑が続きますが、竹と水を使って涼を感じてもらえたらうれしいです!
これからもイベントなどを通して、竹の魅力をお伝えしていきたいと思います。
(文、写真 ちる)
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