6月8日、トヨタの森で森にある苔を採って苔玉づくりのイベントを行いました。
まず、苔や芯に入れる植物の話をしました。
苔玉づくりで一番の難しいことは、
作ってからの管理の仕方で枯れてしまうことだと思います。
今回は苔と同じような環境に生えるショウジョウバカマを芯に入れることにしました。
芯に入れる植物と苔が同じ環境なら水やりの回数も同じで管理がしやすいのです。
森の中に入って苔のある環境やショウジョウバカマが生える環境を見てもらい、
同じような環境にある苔を採取してもらいました。
苔採取では、苔の再生しやすさも考えて小分けに採ることが大切です。
ショウジョウバカマは生えていた場所の土で丸くして用意しておきました。
それ以外にも苔の近くで採取した植物も土の中に入れました。
土がこぼれないように和紙で包み込んで木綿糸で丸く巻き、
その上から苔を張り木綿糸で形を整えながら巻いていきました。
最後に苔の内側にある和紙に、水が通りやすいように竹串でチクチクして完成です。
完成した苔玉にたっぷり水を染み込ませて器の上に乗せました。
出来上がった苔玉を並べて記念撮影です。
それぞれ個性豊かな苔玉が出来上がりました。
参加者の方からは
・買ってきたものは枯らしてしまった。自分で作ったものは枯らさないようにしたい。
・気に入るものが作れました。育っていくのが楽しみです。
・苔を採るところからできたのが良かったです。
・自分で作った苔玉は愛着が湧きます。
・初めて作りました。ショウジョウバカマが咲くまで上手く育てたいです。
来年の春に「花が咲いたよ~」との皆様からのご報告を楽しみにしています!
(文 ひげ3 ・ 写真 ザッキー)
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