12月23日(木)、1月10日(月・祝)に「焚き火の会」を開催しました。
寒いこの季節にぴったりのイベント。
両日ともに天気にも恵まれ、風もなく快晴。冬の空気の冷たさを感じる中行われました。
まずは、今回扱う火の特徴を学びます。
薪の火、熾火(おきび)、石窯の火。今回はこの3種類を使います。
どの食べ物が、どの火で調理するのが適しているのかを、それぞれ皆さんが持ってきた食材を紹介しあいながら相談して決めました。
ではさっそく、外に出て火をつけてみよう!
まずは木の組み方から。
みんなで協力して、どのように木を組むと燃えやすいのか考えます。
子どもたちはマッチにも挑戦。
自分たちでつけた小さな火を、火吹き竹を使って消えないように慎重に育てていきます。
少しずつ火が大きくなってくると「わあ!」と嬉しそうな声が上がっていました。
火が大きくなり、熾火もできてきたらやっと食事の準備です。
ウインナー、お肉、焼きおにぎり、リンゴやサツマイモ、マシュマロ・・・。
それぞれ持ってきたものを、自分たちでつけた火で調理しました。
中には、お茶の葉を焙じて、ほうじ茶を作る人や、チョコレートを溶かしてチョコバナナを作っている人もいました。
お腹が満たされた子供たちは、身体を動かしに森の中へ!
落ち葉遊びをしたり、凍った池で氷遊びをしたり。
冷たい氷遊びをした後は、焚き火で暖まりました。冷えたことによってより火のぬくもりを感じることができました。
森から帰ってきたら、最後に全員で火の消し方について学びました。
火はつけたら、「必ず消す」ということを絶対に忘れてはいけません。
最近の家庭でのコンロはIHが増え、「火」を体感することも減ってきているのではないでしょうか。ガスコンロの場合もありますが、どちらも少しの動作でつけたり、消したりすることができます。
焚き火はそうはいきません。火をつけるのも、火をつけたままにするのも、そして火を消すことも、どの作業も家のコンロに比べたら手間がかかります。
しかしその手間を惜しまず体験したことのある人にしかわからない、喜びや感動が「焚き火」にはあると思います。
ぜひ皆さんも安全やマナーを守りながら、この寒い冬を利用して、焚き火を楽しんでみてはいかかでしょうか!
(文・写真 こっしー)
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