9月19日、台風接近で開催が危ぶまれましたが、
安全を考慮しながら「森のつるでリース作り」を無事に開催しました。
クリスマスもまだなのに、もうリースづくり?と思われるかもしれませんが、
今回使用したクズとフジのツルは丈夫で長持ちするので、
季節ごとに飾りを変えたりしてこれから楽しんでもらおうと思い、9月に実施しました。
そして今はちょうどクズの花の見頃!とても甘い香りがします。
でも生長が早いクズに覆われたほかの植物は、光が当たらず弱ってしまいます…
クズが繁茂した場所を参加者にも見てもらいながら、クズが及ぼす森への影響をお伝えしました。
森の手入れの意味を含めて、クズのつるを採取。
引っ張るとツルが長~くどこまでも続いているよう!
短時間の作業でしたが、あっという間にたくさんのツルが採取できました。
リースに飾る用の素材も森から採取。どんなリースができるか楽しみです。
リース作りはまずはつるの葉っぱを採るところから。
葉っぱを採った痕(葉痕)をよく見ると顔のような模様になっているのも発見!
つるだけになったらひたすらくるくると巻いていきます。
すると太いつるでも意外としなることも分かりました。
巻けたら飾り付け。
季節的にまだ実や紅葉している素材は少ないですが、
フレッシュな緑の色がリースに映えてとてもきれい!
あえてフジの葉っぱを残してリースにするのも味がありますね。
同じつるでも完成は個性が出て素敵なリースになりました。
クズの花と葉っぱのお茶を試飲しながら、
「久しぶりに集中して作業をした。くるくる巻いて楽しくていい時間だった。」
「家の周りも雑草との戦い。道路を走っていてもつる植物がすごいなあと思っていたけど、改めて結構大変なことなんだなあと思った。」
との感想をいただきました。
自分で採って作る作品は、格別なもの。
これからの季節をリースと共に過ごして、お家を彩ってみてくださいね。
(文ちーちゃん 写真こっしー)
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