1月27日に、桜の器作りと桜の燻製つくりのイベントを実施しました。
トヨタの森で倒れた桜を、そのまま腐らせるか?薪にして燃やすか?
どちらにしてもCO2は排出されます。
桜の木で何かを作れば、燃やさない限りCO2は排出されません。
桜の木で器を作ったり、桜の枝で楊枝を作ることで、
木が吸収したCO2を固定化することができ、
少しでも温暖化抑制に貢献できると思い、このイベントを企画しました。
端材も無駄にしないように燻材として、
桜の香り豊かな燻製を作り、美味しくいただくことにしました。
先ずは、湯飲み・バターナイフ・お皿などを作りました。
皆さんは一生懸命にナイフで削ったり、サンドペーパーで磨いたり、
鋸で形を切り出したりしているうちに、上着を脱ぐくらいに体が温まりました。
休憩を兼ねて、燻製作りの準備に取りかかります。
皆さんが持ち寄った材料を「これは熱を通さないとダメだよね?」
「これは煙だけで食べられるよね?」と温燻、熱燻に分けました。
温燻は燻製器の中に並べて
熱燻は石窯の中に入れて燻製を作りました。
昼食後も器作りを続けながら燻製の出来上がりを待ちました。
燻製が出来上がる頃に、桜の木で作った湯飲みにコーヒーを入れ、
木の手触りと温もりを感じながらコーヒーをいただきました。
お待ちかねの燻製は、削り出した桜の枝の楊枝を使って
美味しくいただきました。
皆さんが持ち寄って作った燻製は、今晩の酒の肴にお持ち帰りしてもらいました。
参加された方からは
「木の利用価値の勉強になった」
「木の温かみを感じることが出来た」
「器作り、燻製作り、ゆったりお茶タイムもあり楽しめました」
といった感想をいただきました。
木が吸収した二酸化炭素を固定化することは、環境にもやさしく心を豊かにしてくれます。
木の器を末永く、家で使ってお茶タイムを楽しんでいただきたいです。
(文・ひげ3 写真・まっつん)
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