6月11日に「生き物かんたんスケッチ」を開催しました。
今回は、自身で見つけた動植物をスケッチし、新たな視点をもって今後の自然観察を充実して頂くことを目的として行いました。
まず、始めにスケッチの方法や図鑑のスケッチと本物を見比べてから、森へ散策に向かいました。
一度、目をならしたことにより、普段目につきにくい特徴を野外で観察しながら歩く楽しさを味わっていただきました。また、そこで疑問や興味を持った動植物を持って帰りスケッチしました。
スケッチを描く際に抑えるポイント(葉の筋がどこから出てるか、どこから枝分かれしているかなど)を確認しながら、スケッチをしました。
参加者からは、『花から雄しべだけ飛び出してるなんて気が付かなかった!』『下手に絵を描いてしまったと思っていたが、点描(色の濃淡を点で書く手法)をしたら一気に上手に見えた』などの声を頂きました。
生き物のスケッチは上手に描くことが目的ではありません。スケッチはこの動植物がどんな特徴を持っているのかを相手に伝える手段のひとつです。そして自分へは、その生き物の気づいていない特徴を再発見する機会と次の散策をさらに楽しくしてくれます。
ぜひ、皆さんもスケッチを通して、身の回りの自然を観察してみてはいかがでしょうか。
(文・つづぽん 写真・まっつん)
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