2016年も開けた1月6日、二十四節気の小寒の日にカメラ女子が集まりました。
今回のテーマは「冬芽合唱団」。被写体は小枝の先に膨らんでいる小さな冬芽です。
始めに「ふゆめがっしょうだん」という写真絵本を見て、
冬芽の下にある葉痕(葉っぱが落ちた痕)が可愛いこびとの顔に見えることを知ってもらいました。
木の種類によっても顔が違い、また同じ木の冬芽でも人の顔が違うように一つとして同じ顔はありません。
しかし、とても小さい冬芽なので写すのにちょっとしたコツがいります。
そこで、まずは自分のカメラの最短撮影距離をつかんでから森に出かけました。
先ずは虫メガネを使って冬芽を見てから撮影です。
オートフォーカスでは、枝先の小さな冬芽になかなかピントが合わず苦戦されていました。
そこでマニュアルフォーカスに切り替えて、ピントを最短距離側にしてカメラを構えたまま冬芽に近づき、ピントの合った位置でシャッターを切る方法を伝授しました。
それでも冬芽が小さい場合は、虫メガネをレンズの前にくっ付ければ少し大きくなります。
思い思いの冬芽を見つけて楽しく撮影されて、写った画像を見せ合ったりされていました。
この日の人気者はやはりオニグルミの冬芽でした。
撮影後は薪ストーブのあるお部屋で、クズ湯とおみくじせんべいをいただきながら撮影談義に盛り上がりました。
参加者の声
始めは小さい冬芽をうまく撮れなかったが撮れるようになって嬉しかった。
今日はマニュアルで試してみたがピントが合わずに苦労した。
色んな可愛い顔に出会えてうれしかった。葉痕がヘソの緒にそっくりで、顔の部分が命をつないでいく場所だと思ったら、とても愛しい気持ちになれた。
(文 ひげ3 写真 ひげ3、ちーちゃん)
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