5月8日、今回の二十四節気は立夏です。あいにくの雨天ですが鳥を見ることができるでしょうか?
まずはバードウォッチングの必需品、双眼鏡のピント合わせを行いました。
目と双眼鏡を駆使して鳥を探しますが、悪天候のせいかなかなか鳥が見られません。しかし、目で見るだけがバードウォッチングではありません。静かにたたずみ森の声に耳を傾けると聞こえてくるのは鳥のさえずりです。
ヤブサメの「シィーシィーシィー」やウグイスの「ホーホケキョ」、キビタキの「ピックルピックル」などさまざまな鳥のさえずりを聞くことができました。
途中の池で一休み。鳥以外に目を向けてみると、池にはシュレーゲルアオガエルの卵やクロスジギンヤンマの抜け殻を見ることができました。
最後はタイトルにもあるフクロウの生態について、トヨタの森で営巣していたときの映像や卵の殻を見ながら学びました。
参加された方からは
「フクロウの住む森には色々な生きものが必要だとわかった」
「季節の違いを感じられた、ゆっくりと新緑の森を歩き鳥の鳴き声を聞く贅沢な時間だった」
「普段見ているカラスは2種類いて鳴き方が違うと初めて知った」
などの声を頂きました。
あいにくの雨天でしたが夏鳥のさえずりを聞くこともでき、夏の始まりを感じられたイベントとなりました。
(文、写真 のだら)
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