1日目にトンボの観察会を企画 し2日目に早速実践してしまう というイベント
「作って実践!トンボ観察会」 を7月14日、15日の2日間で開催しました。
自分のフィールドで観察会をすでにやっている人、これからやりたいという人など
20名ほどの参加者が全国から集まりました。
初日の14日 は、トンボの生態の基礎を室内で学び、早速野外でトンボ観察!
お尻を挙げて暑さ対策をしている様子や、
シオカラトンボがハッチョウトンボを食べている様子などを目の当たりにし
トンボの生きる工夫や生態を直に学びました。
さらに、自分で捕まえたトンボをスケッチしながら間近でじっくり観察。
脚や顔が毛深かったり眼が複雑な色をしていたりと
意外な発見がいっぱい。
「顕微鏡観察は自分たちのフィールドでの活動に取り入れたい」という声もありました。
トンボがどのように他の生き物につながっているか、
また私たちとの関係などについて知っていただくため、
名古屋大学の夏原由博教授に「生態系の中のトンボの役割」と題して、
お話をいただきました。
いろいろ学んだ後は、
野外観察で“おもしろい”“人に伝えたい”と思ったトンボの魅力を膨らませて、
1人5分のミニ観察会の企画作り です。
写真や小道具なども用意して、どうやったらわかりやすくそして楽しく伝えられるかを
みんなで話しながら工夫を重ねていきました。
折り紙、コインから大きなトンボの模型など、えぇ~っと驚くようなものまで出現!
翌日の観察会が楽しみになってきました~。
15日は観察会本番 です!
JAあいち豊田さんが募集された「赤とんぼ友の会」の親子に対し、
観察会を3人一組のグループでいざ実践!
「楽しく一緒に学ぶ気持ちで取り組むことができました。」
というお言葉の通り、皆さんの笑顔がステキでした。
友の会の皆さんも
「へぇ~トンボの性別ってここで見分けるんだ。」
「こんなに小さいトンボがいるなんて!」
と、観察会を楽しんでトンボへの興味を深めてくださったようです。
人に伝えるのは難しいこともいろいろありますが、
「今後のための第一歩を踏み出すことができました。」
「講義の内容を今後の活動で活用できる!」
「今回はグループで組み立てた観察会を、次は1人でもできるのではないかと思います。」
という、これからに向けたお言葉もたくさんありました。
それぞれのフィールドで活動を続けていただけそうで、とってもうれしいです!
みんなでトンボ好きを増やすぞー!!
(文 がっちゃん、写真 トヨタの森スタッフ)
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