白露とは、夜間に大気が冷えて、草花に露が降りる季節を表す、二十四節気のひとつです。
9月11日はまさしく白露を思わせる朝を迎えました。
しかし、日中はまだまだ残暑が続き、森を歩いていると汗ばむほどでした。
森の中で、「小さな秋を見つけよう♪」ということで秋を探しながら歩きました。
ガマズミの実が少し色付いていたり、アカトンボがとまっていたりと
そこかしこに小さい秋を見つけました。
秋になると大きく成長するジョロウグモの網の中に
メスの半分以下のオス数匹が住み着き、そのオス・メスの大きさの違いにビックリ!
秋はキノコの季節でもあり、大きくなったキノコにもビックリ!
「フクロウの谷」ではフクロウが棲める森の整備の仕方や
フクロウが餌を捕る為にいくつかの特殊能力を紹介しました。
その中のひとつ、顔の正面に目があるのは遠近感を知るためであることを、
実際に体験してもらいました。
また、トヨタの森に棲む動物の写真を見ていただき、
厳しい自然界を生き抜く知恵や生きる力を知っていただきました。
参加者のふりかえり
・気持ちのいい森歩きだった。フクロウとカワセミの話は勉強になった。
・森の中のウォーキングのつもりで来たが、学びが多く自然への理解が深まった。
・クモの糸や雌雄の関係の話が面白かったし、生物の知恵から学ばなければと思った。
近頃、頻繁に起こっている自然災害は、
我々人間だけでなく全ての生きものにも影響を与えています。
自然を観ることが、生きる知恵や生きる力を知るきっかけになれば幸いです。
(文 ひげ3、写真 のだら)
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