森が鮮やかに色づいてきた11月3日。
「秋の夜長」を森あるきとコンサートで楽しんでもらいました
コンサートで演奏されるバイオリンは、振動する、その響きを増幅させるなど、部位によって役割が違い、
その役割にぴったりの木が別々に選ばれて組み立てられています。
森ではバイオリンに使われている木の仲間をご紹介しました。
「へぇ~そうなのね」と、森の木にも親近感を持っていただけたようです
歩くうちに、刻々と日が暮れてきましたが、目が暗闇に慣れてきたので
真っ暗には感じず、虫の音が際立って、まるで虫が奏でるコンサート
耳を澄まし、さらには目を閉じたまま連なって歩いて夜の森を全身で感じてもらいました。
森あるき後、豊田市ジュニアオーケストラ の弦楽四重奏による森のコンサートがスタート
普段はオーケストラとして活動されていますが、今回は選抜メンバーで弦楽四重奏を演奏していただきました。
夜の森に響く美しい音色に、参加者の皆さんも大満足
また、バイオリンとヴィオラを弾く体験をさせてもらい、楽器に触れることもできました。
演奏後、ジュニアオケの方から、
気温の変化で楽器のチューニングが大変だった事や、彼らの楽器との出会いなどの裏話も聞けて
楽しい時間を皆さんで過ごすことができました
コンサート終了後に、トヨタ自動車交通安全の推進として反射材の実演を行いました。
暗闇の中、実際に光を照らすことで、反射材の機能を知っていただくことができました
参加者からのご感想
「夜の静けさの中での虫の声や草木の香りが新鮮に感じました。目を閉じての歩行は足裏の感覚が鋭くなったように思いました。」
「身近で楽器の音色に触れて素晴らしかった。」
「バイオリンがさわれてむずかしかったけどよかったです。」
「娘がバイオリンを7月に習い始めて以来、初めてのコンサートでしたので、指の位置や動かし方など見方が変わりました。」
トヨタの森と豊田市ジュニアオーケストラによるイベントは今回が初めて。
新しい森の楽しみ方が広がった気がしました
(文 いぶ、ちーちゃん 写真 トヨタの森スタッフ)
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