梅雨が明けて一気に暑くなった7月26日、「夜の森の探検隊」を実施しました。
いつもは明るい時間に森に入りますが、今回は夕方から夜の森を探検します。
森に入ってまず見つけたのは、でっかいキノコ。みんなの顔くらいもあります。雨がたくさん降ったので大きく成長したのでしょうか。裏の黄色い「アカヤマドリ」を触ってみた感想は?「スポンジみたい!」
日が落ちて薄暗くなってきた森を歩いていると、セミの幼虫を見つけました。木を登って、脱皮する場所を探しています。登る様子をみんなで見ていたら、その木の根元にはなんとノコギリクワガタがいました。
木の上にも何かを見つけたようです。ライトで照らしてみると、こちらもノコギリクワガタ。しかもオスとメスのペアです。
雨が降ってきたのでカッパを着て、セミの羽化を探しにいきます。みんなで探したおかげか、あっちでもこっちでも「見つけた!」の声が響きました。
参加された皆さんからは、
「いろいろな虫がいておもしろかった。生まれて初めてセミの羽化したところを見た」
「いろいろな鳴き声やものの音が聞こえてすっごく楽しかった」
「セミの羽化が見られて良かった。イノシシの気配が感じられて楽しかったです。」
と、夜の森を満喫していただけました。
夜の森では、普段は気付かない生きものの気配を感じる事ができます。あらゆる方向から聞こえてくる虫の声や、ガサガサと草をかき分ける何かの音。マムシやイノシシに出会う危険もあるので、十分に気をつけて楽しんでみてください。
(文 こいさん、写真 がっちゃん、いぶさん)
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