前回の「ムササビと人との深~い関係」について解説した動画はいかがでしたか?
今回の動画では「ムササビがどんな場所で暮らしているのか?」ということについて解説しました。
ぜひご視聴ください!
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ムササビの巣
ムササビは樹洞(木の内部の一部が腐るなどしてできた空間)を巣として利用しています。
また樹洞が少ない場所では、枝や葉などを集めてにしたり、巣箱を利用したりします。
トヨタの森でも写真のように様々な場所に20個ほど巣箱を掛けているんですよ!
(樹洞)
(樹洞を利用するムササビ)
(トヨタの森に掛けてある巣箱)
(巣箱から顔をだすムササビ)
ムササビは夜行性なので日中は巣の中で寝ていることがほとんどです。
しかし、時折、明るい時間帯でもムササビが巣から顔を覗かせている姿を見かけることもあります。特に風の強い日や雨の日、気温が高い日などは、穴から顔を出しているところに出会うことが多い印象。
ですので、森を歩く際にはぜひ樹洞や巣箱にも目を配ってみてくださいね。
もしかしたらムササビと出会えるかもしれませんよ!
ムササビが暮らす環境
ムササビが暮らしていくためには、年中何らかの食べ物があり、かつ、ある程度まとまった面積の森林や雑木林が必要です。
また、木と木の間が離れすぎていると移動ができなくなってしまうため、それらを繋ぐ緑地の存在も重要です。
ムササビだけに限りませんが、野生動物と人が共存していける環境を模索していきたいですね。
おわりに
トヨタの森では、いくつかの巣箱にはカメラを設置し、館内のモニターでリアルタイム映像を見ることができたり、毎年11月下旬〜12月上旬ごろにはムササビの出巣や滑空を観察するイベントも開催しています。
「動画だけじゃなく実際に見てみたい!」
「ムササビが暮らす森ってどんな場所?」
など気になった方は、ぜひトヨタの森に遊びにきてくださいねー!
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