1月22日の寒い日に焚火を囲んで、
自分だけの食器(箸、スプーン、フォーク)を、
森から切り出した木や竹から削り出して作っちゃうイベントです。
先ずは昼食時に使う竹の箸作りから始めました。
箸が出来上がったら、
次は大まかなスプーンの形になった桜の木の板から
思い思いのスプーンを削り出していきます。
焚火を囲んでただひたすら削っていく作業ですが、
森の中だと意外にゆったりとした時間が流れていました。
ダッチオーブンから出る湯気の
ローストチキンの匂いを嗅ぎながら楽しく削ります。
休憩タイムは竹のドリッパ-で淹れたコーヒーをいただきました。
スプーンの形が出来上がった頃に昼食タイムです。
昼食はかまどご飯、お野菜たっぷりの汁物、ダッチオーブンで焼いたローストチキンです。
青空の下で皆さん美味しくいただきました。
午後からは森の中を歩き、木の匂いを嗅いだり、手で触ったりして
木の特徴などをお話ししながらのお散歩です。
森から帰ってきたら食器作りの続きを行いました。
時間内に完成しなかった方もいらっしゃいましたが、
持ち帰って仕上げてもらうことにしました。
参加者の方からは
「木で何かを作るのは初めてだった」
「小刀でずっと削るような集中することがあまりないので、新鮮だった」
「作ることは好きなので、難しかったけど大変楽しかった」
「もっと簡単かと思っていた」
といった感想が多く、初めて削ってみて気づいたことや感じたことが多かったのでしょう。
また、「日常では、焚き火の周りでのんびり過ごすような時間はなかなか取れない」
「工作も森の中も、楽しく一日を過ごせた」
「天気も良く、火の周りで過ごすのが気持ちよかった」という感想もいただきました。
焚火を囲んで木が燃える火の暖かさを感じ、森の中でゆったりした時間を過ごす心地よさを満喫していただきました。
(文 ひげ3、写真、こい)
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