2月8日(火)に、シイタケ好きな皆さんが集まり「ドングリの木でシイタケ作り」を開催しました。
今回のシイタケの原木づくりは
1.木を選ぶ
2.サイズを決めて調節する
3.穴を開ける位置をマークしてドリルで穴を開ける
4.穴に種駒(シイタケ菌)を打ち込む
という工程で行いました。
まずシイタケの原木を作る上で大切なことは、菌との相性がいい樹種であること、雑菌が入っていないこと、傷や枝が少ないことです。
今回は、アベマキ、アラカシ、コナラの3種類の木から選んでもらいました。
次に家のどこに置くか、など想定しながらサイズを決め、必要であればのこぎりでサイズを調節します。
大きくて重い木を扱うのに苦労されていました。
穴を開けたらすべての穴に、種駒を打ち込みます。打ち忘れがあると、そこからほかの菌が入りやすくなってしまうので、漏れの無いように数を数えながら打っている方もいました。
すべて打ち込めたらシイタケの原木の完成です。
完成後は、トヨタの森の原木置き場とコナラ林を見に行きました。
皆さんイベントの最後まで、「地面に置いてもいいのか」「以前作ったものはよくナメクジに食べられてしまった。ナメクジ対策はどうしたらよいか」などと、熱心に質問をされる方が多く、皆さんのシイタケ愛が感じられました。
参加者の方からは
「2年前にやったものはシイタケが出てきたけど、すぐに朽ちてしまった。ずっと湿っている場所においておけばいいと思っていたがそうじゃないと知れたので、今回は長くもつようにお世話をしようと思う。」
「自分はシイタケが大好き。主人はシイタケが苦手なので、頑張って1年半くらいお世話をして、『私が1年半お世話をしてきたシイタケだよ』と食べさせたいと思う。」
との声をいただきました。
参加者の方からの声の中にもあったように、今回作ったシイタケの原木から実際にシイタケが出てくるのは約1年半後。早くても来年の秋ごろです。
しかも、ただ待っていればいいわけではなく、それまでの管理がとても重要です。気長にお世話をして、来年の秋ごろに皆さんがおいしい自家製シイタケを食べられることを願っています。
(文・写真 こっしー)
0コメント