イベント報告:生きものたちの冬越し大作戦

まだまだ寒い日が続いて、みなさん暖かい部屋の中に閉じこもっていませんか?
「生きものたちはどのように寒い冬を過ごしているのかお知恵を拝借!」
ということで、2月20日(水)に興味津々森に出かけました。
昆虫は種類によって、冬を過ごす姿が違います。
まず、卵で過ごす代表としてカマキリの“卵のう”を見ました。
この塊の中にはたくさんの卵が入っていて、
寒い冬を無事に乗り越えられるようにスポンジのようなもので包まれています。
お母さんが愛情たっぷりにかけてあげたお布団に包まれ、
卵たちが冬を過ごしています。
成虫で冬を越す昆虫もいました。
木の板をひっくり返すと、
その裏ではこんな虫たちがいました。
オオトビサシガメ                フタモンウバタマコメツキ
冬眠しているため、ほとんど動かず、みんなでゆっくりと観察させてもらいました。
寝ているのにごめんね。
床の隙間をのぞいていますが・・・
そこにいたのはクサギカメムシ。
こちらもピクリとも動きません。
いろんなところに身を隠して寒さをしのいでるんですね。 
水辺に行くと、アカガエルの卵がありました。
触ってみると、やわらかくてプルプルしていました。 
でも「水が冷た~い!」とびっくり
親はわざわざ卵を産むために冬眠から目覚め、
そしてまた眠りにつきます。
外敵のいない寒い時に産むことで生き残る確率を高めようという作戦です。
植物はどうしているのかというと、
葉を落としたオニグルミの先にはサルみたいなかわいい顔が!
頭の部分は冬芽(とうが・ふゆめ)と呼ばれ、春になると葉が出てくる部分です。
顔は葉が付いた跡で、葉痕(ようこん)と呼ばれます。
「かわいい~」と声が上がりました。
モミジの冬芽は真っ赤です。
草の中には、こんな地面に張り付くように生える葉を広げて
冬を過ごす種類もあります。
「ロゼット」と呼ばれる状態で、どの葉も光を受けやすいように放射状に広がっています。
ほんのり膨らんだ冬芽を見たり、鳥のさえずりを聞いたりして、
「春がそこまで来ていることを感じた。」と
みなさんの顔がほころんだウォーキングとなりました。
(文・がっちゃん)

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