イベント報告:春の陽光を使って“ひものづくり”

啓蟄を迎えたばかりの3月6日、
森のお日様の光と風を利用して、
魚と野菜のひものづくりに挑戦してみました。
この時期の風を 吹花擘柳 (すいかはくりゅ)と呼び
花をそっと吹き開かせ、また柳の芽をかき分けるようにそよぐ
春の風を表すそうです。
そんなひものづくりにピッタリの日となりました。
魚は新鮮さが一番。
スーパーの魚屋さんや港の市場でお値打ちな時にトロ箱などで買い、
ひものにして食卓を飾りましょう。

今回は新鮮なイワシを手で開くところから始め、
味付けは塩漬けとみりん漬けの2種類にしました。
野菜は大根とニンジンを使いました。
野菜は畑で採れたてが一番。
一度にたくさん収穫できた時など保存がきくから経済的。

皮むき器を使い、皮をむくように芯までヒラヒラの状態にしていきます。
「なんだか簡単!」
「ひものは店で買うものだと思っていたわ~」
「どれもこれも初めての経験」
「お日様ってすごい!!」などなど参加された方々の驚きの声です。

春の陽ざしをいっぱい浴びて「おいしくなーれ!おいしくなーれ!!」
と願いを込めて干し網の中に入れていきました。

明日の夕食は、きっと美味しいイワシのひものと干し野菜の煮物が食卓に並ぶとことでしょう。
それともう一つ、今日みんなでワイワイと手づくりした時の楽しいお土産ばなしが添えられて・・・
それが一番のごちそうかもしれませんね!!
当日は、2日前に干しておいたアジとサバのひものを炭火で焼いて味わってみました。   
“天日干し”は、お財布にも環境にも、そして心にもやさしいそう・・・
誰にでもできて作り方は簡単!
切って、網やザルに並べて干すだけです。
太陽の光や風は、森の樹木や生きものだけでなく
昔から人の生活に密着したものでした。 
里山に住む人の生きる知恵や工夫からいろいろ知りたくなります。
<簡単レシピ>
「エノキのおすまし」一年中手に入るエノキは、手軽で値段の変動も少ないキノコです。
つくり方
1 .エノキは石づきの部分を長めに切り離す。
2.カサのついた柄の長い部分は長いまま干します。
3.切った石づきはバラバラにしないでくっついたまま2~3等分に輪切りにして干します。
  (石づきは干さずにそのままフライパンでステーキ風に焼いてもおいしいですよ)
4.干す時間は、2~3日間。時々上下をひっくり返しながら干します。
5.干したエノキを鍋に入れ水から20分ほど煮て、
    味をみて塩で整え香りづけに醤油をたします。
6.お日様の味がするおすましのできあがり。干した柚子の皮を浮かべて召し上がれ。
(文・けんけんP、写真・がっちゃん)

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