1月15日のイベントは、「森の野鳥を見に行こう」と題して
森で暮らしている野鳥を探しに行きました
この冬はどこに行っても鳥が少なく、淋しく静かな森です
しかし、森にある水場で待っているヤマガラやシジュウカラがやってきて観察できました
森の中に入るとエナガの群れと出会い、その中にメジロも混ざっていました
エナガは尾が長く、メジロは短いので体形の違いで見分けられます。
また、コゲラの鳴き声も聞こえました
手の届く枯れ木にはコゲラの古巣があり、穴の中に指を入れて深さや内装の
滑らかさなどを触り、くちばし一つでこんなにも綺麗に仕上げることのできる
コゲラの仕事ぶりに、一同感動してしまいました
歩道脇にあるヒノキは鳥が止まりやすいように下の方の枝を一本だけ残し、
じゃまな枝は切り落としてあります
その枝の下には白い糞が落ちていて、その位置からどっちの向きに止まったか?
この白い糞をした正体は?と推測してみました
「お尻はこっち向きかな~」 「白い糞ってころは肉食のフクロウかな」
と想像をふくらませながら楽しく観察しました
フクロウの目・耳や足指の体の特徴や形などの意味の話をした後、
イノシシが掘り起こした痕が残る草地を歩きました
草の中を歩いてもホオジロ類は今回見られませんでしたが、
林縁のヌルデの木の実を食べにジョウビタキのオスがやってきました
次にルリビタキのメスの登場です
しかし、先に来たジョウビタキは「これはおれの餌だ」とばかりに
ルリビタキを追い回していました
鳥の少ない中、この2種類を見つけられたのはとてもラッキーでした
帰りに、小指より少し細いテンの糞を見つけました糞の中に柿の種が
入っていたのですが、他は解りませんでした
風邪もなく鳥を見るには最高の日でしたが、鳥の数が少なく
ちょっと物足りなさを感じました。
しかし、「冬の方が葉っぱがないので、鳥を見つけやすかった」
「小鳥が群れになるのは命を守るためと解った」と鳥を見る楽しさや
鳥の素晴らしさを感じていただけたようです
今回見たり聞いたりした鳥:
ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、エナガ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ルリビタキ
ハシブトガラス、コゲラ、フクロウの糞
(文 ひげ3 写真ちーちゃん)
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