「土で絵の具ができるの?」
カラフルな市販の絵の具をイメージすると、こんな疑問が生まれるかもしれません。
でも、世界で最初にできた絵の具は、土からつくられたそうです。
8月6日、森の土を使って、絵の具づくりにチャレンジしました
早速、土を採りに森へ出発
山肌の土や田んぼの土、カブトムシの幼虫が集まる土などいろいろな場所の土を採りました
すると、森の田んぼの土には鳥の足跡やミミズのウンチが
また、カブトムシの幼虫が集まるふかふかの黒い土に
イノシシが来て掘り返した跡など、森の生きものの痕跡を見ることができました
さて、戻ったらみんなの採った土を並べて見比べます。
すると、赤茶色 ・ こげ茶色 ・ 黄土色 ・こっちは ネズミ色 かな?
ほんの数分で歩ける距離に、こんなにもたくさんの色がありました
次は、絵の具づくり。 すり鉢で細かくしてふるいにかけ、土の粉をつくります
こうして並べるだけで、きれいですね~
この土の粉と水のりを混ぜて絵の具をつくったら試し描き
土によって、絵の具のなめらかさ、鮮やかさが違うんですね
みなさんそれぞれの描き味を楽しんでいました
【参加者の方の声】
●土は当たり前にあるものだと思っていたけど、厚さ1cmの土ができるのに
100年かかると聞いてびっくりしました
●こんなに近くを歩いただけで土の色がたくさんあったので驚きました
●土と水のりだけで簡単に絵の具ができるなんて知らなかった
【子どもたちも】
●土を掘るところが楽しかった
●絵の具を混ぜ混ぜするところが楽しかった
など、楽しんでくれたようです
みなさんもぜひ、おうちの周りの土に目を向けてみてくださいね
<文 いぶ 写真 けんけんP>
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