秋の七草の一つであるススキ。
白い穂が風になびく風景をあちこちで目にする季節です。
ススキのイメージは・・・お月見お団子
そんなススキを使ったイベントを
奇遇にも171年ぶりという 「後(のち)の十三夜」 である
11月5日に開催しました
みなさんに作っていただいたのは、こんなかわいいフクロウ
ススキのフクロウは、
東京にある鬼子母神堂というお堂の 「すすきみみずく」 が由来なんだとか。
フクロウとミミズクの違い、なんだかわかりますか?
頭に耳のような羽があるフクロウの仲間を、ミミズクと呼んでいるんです
まずは、材料のススキを集めに出発
背丈より高~いススキに埋もれながら穂を刈り取ります。
わ~い、ススキのトンネルだ~
すると・・・ススキの茎についた宝物を発見
オオカマキリの "卵のう" です。
この中にたくさんの卵入っているんですよ~ カマキリのお母さんの宝物
さっそくフクロウづくりにチャレンジ
穂を束ねてひもでしばり、フワッと丸くなるように穂を曲げて・・・。
「難しいなぁ~」
「ススキの色もいろいろあってきれい」
だんだんとフクロウらしい形になってきました
木の台に乗せ、
アベマキのどんぐりの殻斗(かくと)の眼と、まつぼっくりの鱗片(りんぺん)の
くちばしを付けたら完成
丸いフクロウ、細いフクロウなどなど
表情も個性豊かなフクロウさんたちが並びました
「前からつくってみたいと思っていたけど、機会がなかったので、念願が叶ってうれしい」
というお声を何人もの方からいただき、こちらもうれしくなりました
「思ったより難しかったけど、愛着がわくね」
やはり自分で作ったものはカワイイですよね
「もう一度つくりたくなった」
何回つくっても、毎回違うフクロウができあがります。でも、そこが良いところ
世界に一つだけのフクロウと一緒だったら、お月見の楽しみも倍増しますね
<文 がっちゃん 写真 ちーちゃん>
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