実際に森にかけてあるムササビの巣箱や
ヤマネ用・キビタキ用・フクロウ用の巣箱を見てもらってから巣箱づくりに挑戦しました。
ノコギリで板を切り分けていきましたが、
ノコギリを使い慣れない子どもも何回か切っていくうちにスイスイ真っ直ぐ切れるようになりました。
切り終わったら出入り口の穴をドリルで開け、
木ネジを使って横板と前後の板を一枚一枚組み合わせていきます。
四角く出来上がったら底板を中に入れ、蓋をするように天板を止めて出来上がりです。
ムササビの姿が見られるでしょうか?不安と期待でいっぱいです。
この日は冷たい風が吹き、寒さに耐えながらじっと待ちました。
ムササビは巣穴から何度か顔を出し、一気に木の上の方に移動しました。
懐中電灯の明かりを消して滑空する瞬間を待ちます。
すると「飛んだ~! 」一瞬でしたが、皆さんしっかり見ることができました。
冬は木々に葉っぱのない季節だからこそ、ムササビの滑空がしっかり見られるのです。
森からの帰り道、「可愛かったね~」「意外に飛んだ時は大きかったね」と
ほっこり温かい気分になりました。
野生動物との出会いはいつもほんの一瞬!
だからこそ出会った時の感動はひと一倍大きいものになるのです。
森のかまどで茹であげたうどんにスタッフ手づくりのアツアツかき揚げをのせていただきました。
これで心もお腹も温かくなることができました。
参加者からは
「巣箱づくりを協力してすすめていくのが、とてもすばらしかったです。」
「娘と巣箱をつくって、ムササビも一緒に見られて楽しかった。」
「ムササビ顔がかわいい!月明かりで見たら、目が緑色に光ってキレイだった。」
「目が光っているのも見られたし、木を登っていくのも感動的だった。」
の言葉がありました。
次回の「ムササビプロジェクト パート3」は今回つくった巣箱を森にかけに行きたいと思います。詳しいお知らせはこちら です。
(文 ひげ3・写真 やぎ、ひげ3、ちーちゃん、がっちゃん)
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