年の瀬も押し迫った12月20日、「大雪~森の年末年始の準備を見に行こう~」を実施しました。
さあ、森ではどんな「年末年始」が見られるのでしょうか。
さあ、森ではどんな「年末年始」が見られるのでしょうか。
日本の年末年始を飾る門松に欠かせない木と言えば、もちろんマツ。トヨタの森にもあるアカマツは、クロマツと共に門松に使われます。
この2種類のマツは葉の手触りがかなり違い、今回は他のマツと合わせて参加者の皆さんにも触り比べていただきました。
すっかり冬の景色となった森の中で、色鮮やかな紅葉を見せてくれるのはツツジです。日当たりの関係か種類によるのか、葉をすべて落としてしまうツツジもある中、年末のこの時期でも緑から深い赤までの彩りで楽しませてくれます。
この寒い季節に花をつける植物もあります。これはビワの花で、杏仁豆腐のような甘い香りが楽しめます。実をつける初夏に向けて、この時期から準備を始めています。
たっぷりと積もった落ち葉を見ると、子どもたちは大興奮です。自分から落ち葉の山へ飛び込んでいきました。
この日は二十四節気のうち、大雪の期間の最終日でした。翌日はもう冬至ということで、イベント後には暖かいユズ茶でホッと一息。
参加者のみなさんからは
「この森には何度か来ているが、いくらでも新しい発見があると感じた」
「落ち葉の上を歩く心地よさに、子どもの頃の思い出がよみがえった」
「娘が自分から落ち葉にダイブするとは思っていなかった」
と言った感想をいただきました。
冷え込みが厳しくなってくる上に何かと忙しく、体調を崩しやすい時期です。お体に気を付けてお過ごしください。
トヨタの森のエコの森ハウスは12月28日から1月5日まで休館となります(森の中は自由に散策していただけます)。みなさま、良いお年を。
(文 こいさん、写真 がっちゃん)
0コメント