イベント報告:トヨタの森20周年企画 バリアフリー講座

今年の秋でトヨタの森は創立20周年を迎えました。
今後は年齢層や障害の有無に関係なく、
多様な方にご利用いただける環境を提供することを目指していきます。

そこで11月12日、トヨタ自動車が通年で開催しているバリアフリー講座との合同企画として、
視覚障がい者の方とトヨタ自動車従業員ボランティアを対象にイベントを開催しました。
今回はNPO法人視覚障がい者センターつえの里様にご協力を頂き、
障がい者福祉の基礎知識の理解ならびに、ガイドヘルプの対応の実践を行いました。
はじめに、つえの里理事長の篠澤國雄氏より「視覚障がいの特性について」、
盲導犬講師の宮田正子氏より「盲導犬を見かけたらの約束事について」
ご講演をいただき基礎知識を学びました。
その後、ガイドヘルプ体験と森を歩きながらの実践を行いました。
従業員ボランティアの方自身が目かくしをして歩くことと、
障がい者を誘導する手引きの実践の両方を行うことで、
視覚障がい者への理解が深まったと多くの方に感じていただけました。
同時に、楽しく一緒に森を歩いたことでお互いの交流の場にもなったようです。
今回の昼食は参加した皆さんに協力して作っていただきました!
一緒に調理をすることで、これもできるんだ!という驚きや理解を深めることが
でき和気あいあいとした時間を過ごすことができました。
「みんなで作って外で食べる機会なんて今までなかったよ」と
つえの里の皆さんも新鮮さを感じたようでした。
従業員ボランティアの方より
・「森を歩くと、落ち葉のあるところ、石や根があるところは歩きにくく、
ガイドヘルプで多くの情報を提供することが大事と感じた。」
・「目の見えないことを体験してみた。目を閉じるとすごく怖いとわかった。
自分一人だと気づかないがガイドヘルパーさんの声掛けで顔にかかる位置の枝に注意することなどに気づけたのがよかった。
盲導犬講師の宮田氏がおっしゃっていた
「バリアフリーを知るには、まずバリアを知ってほしい」という言葉がとても印象に残った。」

視覚障がい者の方より
・「今回の様に、いろんな人と話す機会が無かった。
イベントでいろんな人と話すことができ、森歩きも楽しかった。」
・「トヨタの森の自然はとても楽に歩けて楽しかった。
ボランティアの方と森を歩いて、世の中はそんなに捨てたものではなかったことが分かった。
夜私たちのように外に出られる人は良いが、障がいを持っているというだけで外に出ない人が多い。
優しさからかもしれないが、危ないとか人に迷惑になるからと言って外に出させてもらえない障がい者が多いことを知ってほしい。」
というお言葉を頂き、お互い実りある1日となりました。


どなたでも楽しめる、これがまさに森の魅力ですね!

(文:ちーちゃん 写真:のだら)

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