11月23日に今年で3年目となる恒例行事「夜のムササビに会いに行こう」を実施しました。
なぜこの寒空の中で行うかというと…
まず、ムササビは夜行性の動物で日没30分後程度に活動を開始します。
そのため日没時間の早い今が我々人間には観察しやすいのです。
次に秋も深まり葉も落ち始めた今が木の間を飛び回るムササビを観察しやすいためです。
と言う訳でこの時期がもってこいということです。
観察に行く前にムササビの生態についてとトヨタの森のムササビについて学んでもらいました。
そして観察場所の下見も兼ね、森の中を歩いてムササビの生活の痕跡である食べ残しやウンチを探しました。
日が落ち始め、いよいよ夜の観察開始です。
多くの人が見えていることで警戒していたようですが無事に巣箱から出て滑空するムササビを観察することができました。
参加した方々からは
「実際にムササビが生活していることに驚き、その姿を見ることができて良かった」
「音もなくふわりと飛んでいくシルエットがきれいでした」
「ムササビの観察だけでなく夜の森にもワクワクしました」
「夜の森の匂いに感動した」
などムササビだけでなくムササビの生きている夜の森にも魅力を感じてもらえました。
文:のだら 写真:こい
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