森と人との関わり方を頭とカラダでホッとに学ぶ「ホッとな森づくり隊」。
2月8日は最終回。木を切って生き物たちのための森づくりを行いました。
今回は2つのチームに分かれて森づくり作業を行いました。
1つ目は里山の植物で明るい環境を好むカンアオイのために
大きな木を伐採する「木こりチーム」。
知らないと踏んでしまいそうなこんな植物が
里山にはひっそりと生えているんです。
みんなで協力して3本の木を切り倒し、薪にするために運び出しました。
2つ目のチームは細い柴を刈って藪をなくすことで
光を必要とするツツジを守ったり、
土の中に穴を掘ってすむムカシヤンマのヤゴのすみかを
イノシシに荒らされないようにイノシシが近づきにくくする「柴刈りチーム」。
細い木を次々と刈っていくと、あっという間に森に空間が!
「そろそろ休憩してくださーい」
と声をかけても、誰も手を止めようとしないくらい森づくりって楽しい!
前回作った池も見てみると、
おぉー水がいっぱいたまってる!
これはカエルの産卵が期待できますね!
いっぱい動いた後は
石窯パンとローストポークのハンバーガーをいただきま~す。
午後はゆったりと思い思いに森に溶け込んで・・・
これから森とどのように関わっていきたいか
座談会で思いを話し合いました。
「何もできないと思っていたけど、こんな私でもやれることがあると知ってホッとした。」
「もっと森を知って友達になりたい。森に『最近どう?』と聞ける自分になりたい。」
「まずはやってみることが大切なんだ!」
「木を切ることで守れる自然があることをもっと多くの人に知ってもらいたい。」
など、できることは違っても
一人一人が温かい気持ちを森に向けてくださったことがわかる
とてもうれしい座談会となりました。
急がず焦らず楽しみながら
森にかかわり続けることで生き物たちも喜ぶ・・・
そんな森が増えることを願っています。
(文 がっちゃん、写真 トヨタの森スタッフ)
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